「コンタクトセンター・ストラテジー
第10回「コンタクトセンターの組織風土づくり」
http://homepage3.nifty.com/saekimanabu/contact2.htm#co10
佐伯学ホームページ
http://homepage3.nifty.com/saekimanabu/

  
CS(顧客満足)だけではなく、ES(社員満足)という考え方。

 日本能率協会グループの研究では、コンタクトセンターのESは6つの視点と9つの軸で構成されており、社員のESはこれらと大きな相関があることが確認できている。6つの視点とは、Ⅰ個人、Ⅱ職場運営、Ⅲ上司、Ⅳ制度、Ⅴ参画意識、Ⅵ職場環境であり、9つの軸とは、(1)仕事のやり甲斐と誇り、(2)コミュニケーション活動、(3)情報提供、(4)リーダーシップ、(5)教育、(6)評価の仕組み、(7)会社方針に対する理解、(8)職場の雰囲気、(9)労働環境、である。

『人工生命体レイン』
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/alFrame.html
※左ペイン下から読む。
『哲学的な何か、あと科学とか』
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/
 
フレーム問題

「あの……、そういうこと言うと、相手は傷つくと思うよ。」
「はぁ?なにいってんの?いちいち、気にすんなって!(笑)」
「い、いや、でもさ・・・あの・・・相手の立場で考えたらさ・・・」
「あ〜、なんだよ?うるせえな!ぶっとばすぞ!!」

たいていの場合、自分や他人に鈍感で「視野の狭い」人間は、快適に生きられる。

逆に、自分や他人に敏感で「視野の広い」人間は、それに見合う処理能力がないとき、
前者よりも、確実に不便で惨めな人生を送ることになるだろう。

つまるところ、「視野が狭い=悪い」「視野が広い=良い」という問題ではなく、
自分の処理能力に応じた「視野の大きさ」を持つべきだと言うことだ。

無責任な先人の言うことを真に受けて、
「なんでもかんでも視野を広く持てばいい」
ということでは決してないのだ。

もちろん、成長したいのなら、「フレームを広げる」べきだろう。
ただ、そこに、フレーム問題という困難があることを忘れてはならない。

 
仕事においては、自分の処理能力より少し大きめのフレームを設定すべきだと思う。足りない分は、他人の協力を得て解決しよう。